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カムチャッカ半島に行ってきました(完結編)

12 24, 2016



〜前回までのあらすじ〜


極東ロシアは一体どんな場所なのか、知りたい。
そのシンプルな好奇心で、せっかくの夏季休暇に片道3日かけて
わざわざやってきたカムチャッカ半島。
「なんでわざわざこんなところに来とんや。同じ金出すなら星野リゾートとか行きたかったわ」
と世間一般の価値観に押しつぶされそうになる中、
「こんなとこまで旅行に来る日本人なんて何万人にひとりやねん」と、自分に希少価値を付与する。
るーさんを繋ぎ止めているのはそんなちっぽけな優越感だけだったのです…!




るるるるるるるるるるるうるるううるうるううるるるっるるるるるううるるるっるるっるるるっっっるるるるるううる





もう年末ですわ(´・ω・`)爆
カムチャッカ行ったの9月やん。わしゃ何やってたん。





年をとると1年が早く感じる。
その理由について先日忘年会で、会社の上司が、
「子どものときは1年が自分の人生の(例えば6歳なら)6分の1を占める。
でも大人になると(例えば30歳なら)1年は30分の1だ。だから1年が早く感じるんだ!」
と誇らしげに言っていました。


いや。それは早く感じる理由になってそうで全然なってないやん。
と静かにツッコんだるーさんです。





前回『後編の前編』と題し、後編を書くつもりがあまりの濃さに力尽きてから早2ヶ月。
やはり『後編の後編にふさわしい内容にしなければ』と校閲を繰り返し、ようやくこの
ブログが完成したのであります…!(ええ、うそです。)








2016年9月15日〜17日





さて、突然ですがみなさん、
朝のリレーという詩をご存知ですか?




 カムチャツカの若者がきりんの夢を見ているとき
 
 メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている
 
 ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝がえりをうつとき
 
 ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウインクする
 
 この地球で
いつもどこかで朝がはじまっている

 ぼくらは朝をリレーするのだ 緯度から 緯度へと

 そうしていわば交替で地球を守る 

 眠る前のひととき 耳をすますと


 どこか遠くで 目覚まし時計のベルが鳴っている


 それはあなたの送った朝を 誰かがしっかりと受け止めた 証拠なのだ




いい詩ですよね。
「緯度から緯度へ」とのところだけなんか賢いですよね。



というわけで、カムチャッカの朝はこんな食事ではじまります。
 theruswIMG0605.jpg

いくらパン。


感想:お米と醤油をくれ。



いや。ボクらが勝手に考案した食べ物ではなく、これがこの地域の人たちが伝統的におやつ
感覚で食している食べ物なのであります。




スーパーにはいくらが何種類もめっちゃ安くで売ってます。
タッパーに100グラム詰めてもらって150円とかでした。

theruswIMG_1417.jpg 
醤油と米も売らんかえ。なぁて。









まぁそんなこんなで少し街歩きした写真でも。





ペトロパブロフスクカムチャッキーの街。
theruswIMG_1381.jpg

奥に富士山みたいな山がそびえ立ってるのが見えましょう。(ましょう?!?)
前回のブログでも書きましたが、ここは四方がすべて火山地帯。
今も噴火を続けている火山があちこちに山ほどあります。






こんなロシアからも切り離され、日本とも文化を融合しているわけでもない
まさに北方領土問題に揺れる島々とほとんど同じ場所に位置するここカムチャッカですが、
街はある程度都会なのであります。

theruswIMG_1373.jpg

日本車ばかりが走っています。レクサスのショップもありました。
adidasショップもありました。ノースフェイスもありました。
日本のタバコ屋さんみたいなこじんまりとしたホットドック屋やコーヒー屋が
あちこちにあります。戦時中日本人が多く住んでいたこともあり、時々日本人みたいな顔の人を見かけます。
でも食べているのはいくらパン。そんな街であります。








さてさて。


今から向かうのは、カムチャッカ旅行のメインイベント、登山です。

基本的に命の危険を伴うような場所が多いため、旅行者の単独行動はまずなく、
ツアーへの参加はマストです。







ツアー初日。
このゴツい車で向かうそうです。

theruswIMG_0917.jpg

強さのみを追求した無骨な車ですね。
横のおっちゃんはツアーの運転手ですが、
おそらく前職は山賊とかでしょう。
熊肉とライフルが似合います。





日本人、というかロシア人以外でツアーに参加するのはボクらのみ。
ロシア人合わせ15人くらいの参加者で、みんなわいわい楽しげです。




途中、景色のいいところで休憩タイムです。
カムチャッカの天然水を飲みながら一枚パシャリました。

theruswIMG_0955.jpg

この写真、結構気に入ったのでFacebookのメイン画像に設定したのですが、
ぱっと見富士山にしか見えないので、「こいつ静岡に旅行に行ったんやな」
くらいにしか思われていないでしょうね。
もうちょっと頭を働かせて見てほしいものですね。ボクですよ?←





『YUKIさん(ボクの本名)、この山が明日登るMutnovsky(ムトノフスキー)山です(´∀`)」
少しだけ日本語が話せるガイドのビクターさんが教えてくれました。






「へーまじだー(゜∀゜)すごくなーい?(゜∀゜)」
的なテンションでこの事実を受け止めたるーさんは未だ事の重大さに気づいておりませんでした。








頑丈さだけが売りの車で荒れまくった道を行くこと2、3時間。
theruswIMG_20160917_040429.jpg 
なんかもう逃げられないところまで連れてこられてしまいました。
自ら選んだこととはいえ、あまりに都会と隔離された空間に顔が強ばります。





今晩から2日間泊まるコテージ。
theruswIMG_1019.jpg
theruswP9154846.jpg 

おそらく半径10キロ以内にボクら以外誰もいませんでしたね。
案外頑丈そうなコテージに少し安心しつつ、なんか後ろの山からケムリ出てない?温泉でもあるの?
とガイドのビクターに聞くと、
「そうだ!噴火してるし温泉もある!明日はあそこに登るんだ!
今はまだ夏だし、マイナス10℃くらいかな?」

とか言うじゃありませんか。




言うじゃあーりませんか。。。



極度の避暑地すぎる。夏期休暇とは言え。
ここと比べたら軽井沢なんて熱帯雨林です。









コテージには暖炉があり、暖炉のそばでみんなで早めの夕食です。
theruswIMG_1039.jpg 
仲良くなったロシア人カップルとスピルバーグ監督。







そして今日の寝床と小汚いボク。
theruswP9165020.jpg 

戦国武将のようなヒゲと、その汚らしさに拍車をかける段ボールスリッパ。
バターを入れていた段ボールで作ったため、ここから2日間、
ボクの体臭はずっと強烈なバター臭でした。








翌朝6時、未だ暗い中起床し外を見ると、
theruswP9164872.jpg

雪やん。絶対寒いやん。

案の定、歯磨きをしに外に出ると、歯磨き用の雨水が全部凍っておる。
歯磨きしてからその事実に気づいたわしはどうやってグブグブしたらええんや。








最大限の防寒をし、いざムートノフスキー山(標高2300m)に挑みます。
theruswIMG_20160917_062559.jpg 
隊列をなし、一歩一歩進んで行きます。
この道はまだまだ序盤。もっと険しい道が今から待ち受けていました。






死人も出とるやないかい。
theruswIMG_1053.jpg

なだれとか来たら一発です(;´Д`)
わくわく2%、こんなとこ登るより暖かいところでゆっくりしたい98%です。
カムチャッカ旅行:10万円、地元のスーパー銭湯:800円です。






なんちゅうとこ来とんねん①
theruswIMG_1072.jpg

断崖絶壁を歩き、ふと横を見たときにすいこまれそうになった谷底。
よくこんなとこでシャッター切ったな俺よ。







なんちゅうとこ来とんねん②
theruswIMG_1065.jpg

すごい穴。雪男が住んでるとしたらこういう穴。


あーもうこんな景色いいからかわいいお姉さんのおっぱいが見たい。。(突然のド下ネタ)
そんなことでも考えでもしないと生きてる気がしませんでした。
道中は鼻水も凍るような寒さの中、相方だいごくんとずっと大喜利をしてましたが、
なにかにつけてド下ネタでしたからね。。





見た目以上にすごい急やったんですよここ。
theruswIMG_1090.jpg 


そこを越えたあとの絶景。
theruswIMG_1092.jpg 

やばいんですよ。とにかく。景色はほんまに最高。カムチャッカを全身で体感しとる。
富士登山もしたことありますけど、その5倍は過酷です。
んで寒いし。めっちゃ寒いんですよ。





間欠泉の毒ガスが立ちこめる中での記念ショット。
theruswP9164939.jpg 
左:モジモジくん  右:尼崎の競艇場に毎日おる小さいおっさん



間欠泉のまわりは硫黄どころじゃない、ほんまの毒ガスが出ており、
強烈な悪臭で咳が止まらなくなります。
そして煙はめっちゃ暑いです。
暑いんか寒いんか、ちょうどいいとこ無いんかいですわ。







この山一番の絶景紹介しておきます。
theruswIMG_20160917_073740.jpg

ちょっと写真では迫力が十分伝わらないかもですが、ほんま、登って来た甲斐があったと
思えるステキな景色です。これは2日目の写真ですけどね。
なんであそこだけ凍らないんでしょうか。
むしろ温泉でも湧いててあったかいんでしょうか。





ガイドのビクターさんとも記念写真。
theruswP9175051.jpg

ビクターさんは、ロシア人の妻(離婚)、日本人の愛人がおり、
両方の子どもをシングルファザーとして育てる、なかなか複雑な人生を歩まれております。

日本語を教えてくれたという日本人の愛人の帰りをもう10年くらい待っているそうで、
うれしそうに写真を見せられましたが、大きな荷物をしょって生きている強いおっちゃんでした。






その後も続く登山。
theruswP9164986.jpg

もういいから下山させてくれ。が顔に出すぎています。






しかし見ずに帰るのはもったいなさすぎる絶景が止まらない。
theruswIMG_1114.jpg

ボクが写ってるのわかります?(゜∀゜)








最後にみんなで集合写真(^_^)(別名:物好きの集まり)
theruswIMG_1094.jpg

おつかれっしたーーーーー!!歓喜







その後、約4時間ほど歩きようやく帰ってこれたコテージ(向こうの方に見えておりますね)。
theruswP9164992.jpg

この氷の道にはすごい絶景が隠されておりました。


この道の、裏側であります。









それがこちら!!
theruswP9164996.jpg

ICE CAVEですヽ(・∀・)人(・∀・)ノ
あえて英語で言ってみました。あえてね。
ネットで「カムチャッカ 洞窟」と検索すると、もっと幻想的な写真が出てきますよ。








というわけで。
これで過酷な登山編は終了、ここからはようやくお楽しみモードです(゜∀゜)







みなさん、記憶にございますでしょうか。
私が世界各国の温泉に入ることを旅の目的の一つとしていたことを。


これまで、
①ベトナム ミーニャン温泉 ★★★
②キルギス アルティンアラシャン渓谷 ★★★★★
③タジキスタン ガリュムチャシュマ ★★★
④タジキスタン イシュコーシム東の隠れ湯 ★★★★★
⑤イラン ラムーサル温泉 ★★★
⑥グルジア ハマム ★★★
⑦トルコ パムッカレ温泉 ★★★
⑧ボリビア アタカマ砂漠 タティオ間欠泉 ★★★★
⑨ペルー マチュピチュ温泉 
⑩ヨルダン マイン温泉 ★★★★★

と巡り、今回は記念すべき11弾。



⑪verkhne paratunskie(バクーネパラツンスキー)温泉
です!!!!

theruswIMG_20160917_130950.jpgtheruswIMG_20160917_123333.jpg



ツアーのメニューに含まれていました。
読者全員が気にしてやまない、待望のるーさん評価は以下の通りです。

温度:40〜42℃
ロケーション:自然豊かな絶景

清潔度:お湯はキレイ。施設自体も汚くない。
値段:無料

るーさん評価:★★★★









そして、全国2万人のる−ファン子(全員活動休止中)のみなさん待望の
セクシーショットもお見せしましょう…!

theruswIMG_20160917_124207.jpg

本来袋とじにすべきところを今回に限り大放出しております。
「このちょうどいい感じのワガママボディ、この写真集2万円までなら出せるわ。。」
という声が案の定あちこちから漏れてきていますね。









そして、カムチャッカの新鮮な魚介類を使った、寿司も堪能ヽ(・∀・)人(・∀・)ノ
theruswIMG_20160917_193054.jpg

そうや。いくらはこうやって食べるんや。わかっとったんかい。

ペトロパブロフスクカムチャッキー唯一の日本料理屋:KIOUTO(京都)です。
KYOTOじゃないんです。KIOUTOだったんです。絶対オーナー日本人じゃないやつです。
でも美味〜〜〜〜〜〜♡






寿司よりも旨かった2品を紹介。




①カニマヨごはん
theruswP9175083.jpg

想像してるその10倍旨かったからな。なめてるやろこの美味しさ?なぁ?








②かにグラタンレモン風味
theruswIMG_1334.jpg

想像しているその80倍美味しかったです。いや、冗談抜きに。
いくらパンの約13000倍の美味しさでした。
生まれて初めてカツ丼食べたときくらい感動しました。







そして、最終日前夜は、地元でもイケてるやつらが集まるとされるアイリッシュバーへ。
踊って飲んで、カムチャッカは自然だけちゃうんやぞ!という感じで締めくくりました(^_^)
theruswIMG_1343.jpg









はい。というわけで。
なんとか2016年のうちにブログを書き終えることができました。

世界一周してから早2年。
最初は「もう海外なんて当分行かなくていい。お腹いっぱい」
と思っていたんですが、久しぶりに行くと、やはり興味が尽きない刺激的な時間であり、
自分が今生きているそこだけが世界じゃないと思わせてくれる最高の体験でした。
また定期的にいろんなところに行けたらなと思うわけです。
二度とない人生を楽しもう!!



という気持ちで久しぶりに出社した会社にて、
「なんで電話でてくれないんですか?」と開口一番事務の女性にキレられましたな。爆
マトリョーシカのチョコレートをお土産に渡したけど許してもらえなかったですわ(;´Д`)







それでは


また会う日まで


みなさん


お元気で(*´∀`*)!!!

よいお年を〜〜〜♬
theruswIMG_1445.jpg





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